過去バイヤーを経験していたのですが、よく聞かれるのが『バイヤーに戻りたい?』といこと。
現在は、転職しITへの道に進んでいるのですが、当時の想いと、現在の想いを語ろうと思います。
当時は4年間経験したバイヤーから新店舗の出店のため、店長としてオープニングのお店を任せられました。率直に複雑な気持ちであったのは事実です。
離れてより実感したのが誇りをもてる役職だったということです。そしてバイヤーという役職に戻りたかったかと言われると戻りたくありませんでした…
なぜかと言うと、店舗に戻ってとても伸び伸びと仕事ができたからです。店舗に入っても勿論プレッシャーはありますが、バイヤーの時の重圧に比べると比較にならないほど気楽でした。
また商品の背景も理解しメーカー(取引先)とのつながりもあるため情報が変わらず入ってくるのでむしろ会社全体のことを考えて情報を集める意図ではなく、ただ単純に好きな服の情報を聞くことができる。バイヤーは情報が何より大事で、その情報から正しい情報、正しくない情報を見極め仕入れに活かしていかなければいけません。
誇りを持てるからこそ重圧もあり、成功や失敗の評価も大きいものがあります。
なのでバイヤーから店舗に戻った時は、悔しい気持ちはありましたが、内心ほっとした自分がいたのと、あとは同じ目的を持ったお店の仲間、切磋琢磨しあう近隣店舗のスタッフとのつながりもより強くなるので困った時はたくさんのフォローをもらえます。
そして、転職した今はどう思っているか。
結論は、バイヤーの経験を活かして違う環境でものの売り買いを行いたいです。
組織に属しているとバイヤーは、会社を潰すことも容易にできる役職でそんな中で仕事をしていてもはっきり、割に合わないです。勿論、メリットも多くあることはここでは語りませんがあります。
なので組織ではない趣味程度で楽しめるところからものを仕入れて販売するというところを自分自身の権限で行いたいです。俗にいうせどりですが、現在の環境としては多くのコンテンツがあるので非常に手を出しやすく、勉強して行えばリスクも最小に抑えることができます。
何を伝えたいかというと、大きすぎるリスクを取るなら違うところでお金儲けに徹した方がいいということです。小規模でリスクが低く、自分自身の匙加減で縮小も容易にできる2つ目以降の仕事として行うことがおすすめです。
以上、元バイヤーからの一個人の考えを自分だけの都合でお送りしたブログでした。
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