アパレル販売員の人間性

最初にアパレルで勤務し、接客を経験している人は、人として素晴らしいかたが多いです。

これは完全な私の偏見かもしれません。

しかし、私が約10年の中でイオンモールやららぽーと、路面店での店舗経験で出会った同業種の人たち。バイヤーとして接してきたブランドの営業担当。人として、相手を思いやる気持ちは非常に強いものがあると感じます。

それはお客様を相手に自分の喜怒哀楽をコントロールする術を日々鍛えているからでしょうか。まず販売員は役者でなくてはいけません。言葉は悪いですが、自分は着ない服や商品をお客様にいいと思い買ってもらうために自分を作ります。そして喜怒哀楽をコントロールしてお客様に気持ちよくもしくは不快にさせないように気を使うことが日常です。しかし中には心無い言葉を吐くお客様もいます。人が何を言われると嫌な気持ちを抱くのかも体感しているからこそ分かります。

そうやって人間力を作り上げているのかもしれません。

何が言いたいかというと販売員をして得れるものは表面的なコミュニケーション能力だけではなく人間力も成長させることができ次のステップへ進みやすいのです。

専門的な知識は後から勉強で補えばいいです。しかし根底で大切な部分を鍛えることが出来るのはアパレル販売員にとっての魅力の一つです。

私は販売員経験を積んでバイヤーになりました。

バイヤーでは専門的な知識や技術が必要になりますが、ベースは販売員の経験で培った、人間観察能力やコミュニケーション能力(話の引き出し方など)がありきでやっていけた部分はあります。要するに人間のベースとなる人間力は時間をかけて苦しい経験をして得れる昔ながらの苦しい思いをして身につくみたいな考えですが、その通りと思います。

あとは勉強やその役職について業務をしながら覚えることができるでしょう。

販売員はかけがえのない社会で必要な能力を身に着けることができる誇りを持てる職業でもあります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました