こんにちは!元セレクトショップのバイヤーです。
バイヤー業務は4年間、店頭販売は約6年間経験して今は退職しました。
そんな私だから話せる裏事情も話せる範囲でお伝えできればと思います。
今回は気になる方も多いのではないでしょうか!?
セレクトショップにおける、服の原価ってどれぐらい??と言う疑問を少しでも解説して適切な価格うまく洋服を買い物できる情報を提供できればと思います!
では、まず洋服にも色々な形態があります。(※カジュアルブランドを軸に書かせて頂いております)
いくつか分類分けをしておきましょう!
①販売店のオリジナルブランド
②ブランド化されたブランド物
③ノーブランド物(メーカーが作った無名のブランド)
まず①のオリジナルブランドです。ここは基本的に企業からすると粗利益が高く設定されているゾーンです。基本的に原価率(販売価格に対しての原価の比率)が20%〜40%です。
定番的な無地のTシャツやシャツといった商品はここのゾーンでも比較的40%に近い原価率です。20%に近いゾーンはトレンドの傾向の強い商品です。つまり在庫リスクが高いがゆえに売れる時にしっかりと利益をとり、売り切れれば適正量で追加生産もしくは売り切り、売れ残れば最終はセールで消化させるというのがどこの企業もとっている戦略です。
つまり販売店のオリジナルブランドの商品は出始めでの購入はお得さだけで言うと買い物上手とはいえません。
ほぼ間違いなく実需期中盤から後半にかけてセールになることでしょう。
中には戦略的に販売価格を安く設定して数を販売していこうという商品もありますが稀です。よっぽど欲しくて必要ならば購入しても満足度が高ければもちろんその買い物はいい買い物です。
しかし、2023年の秋から特に原材料の価格高騰で販売額も上がっているのは間違いありません。そんな中でより今までよりうまく買い物をすることは特段に強腕ないという判断にはならないでしょう!
②、③はまた次回の記事で!!
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